カメラスタンド選定順序

1.資料の大きさ

カメラスタンドを選ぶ上で、最初のポイントは資料(被写体)の大きさを確認することです。

2.支柱の高さ

資料の大きさが解ると必要な支柱の高さが分かります。ただし支柱の高さはあくまで選定上の便宜的なもので正確に資料からカメラ止めネジの長さをご確認ください。

また、透過光BOXやＸＹステージをご使用する際は、その高さも加えてください。

規格品にない支柱高さでも製作可能です。ご相談ください。

3.カメラ・レンズの性能

カメラ・レンズによって観察距離や観察範囲が決まっております。

カメラメーカー・レンズメーカーへご確認ください。

4.カメラの重量、倍率、取付方法

重量や倍率は、スタンドの堅牢性(台板含む)と操作性に関連してくる事柄です。
顕微鏡などの倍率の高いカメラや、重たい計測器を取り付ける場合は、堅牢なカメラスタンドが必要となります。

またこれらのカメラは三脚ネジ以外での固定が多いですので、専用の取付プレートも合わせて製作が可能です。
ご相談ください。

5.台板の選定

当社のカメラスタンドには一部の製品を除いて、台板が付属されております。

またユーザーのご希望で標準仕様以外の台板を選ぶこともできますし、使いやすい方法をお選びいただけます。

6.用途、使用目的

用途、使用目的によっては標準仕様の製品だけでは十分でない場合は、その機能を補うアクセサリが豊富に揃っております。
詳しくはそのカメラスタンドのカタログをご参照ください。

また規格品になくても特注対応で製作可能です。ご相談ください。

7.設置場所の確認

ご選定いただいたカメラスタンドが予定していた場所に設置できるかもご確認ください。

その際はオペレーターの作業スペースやライティングのスペースも考慮することが必要です。

室内灯、外光の影響を受けない、振動の無い場所が最適です。